日本財団 図書館


 

空港から見えたかと思うが、石油精製事業もしている。来て分かるとおりここは森林が多い。事業は6百万工一カーからの林業で、米国のメイン州にもある。この商品は本社で運んでいる。運輸業もしている。タンカー、トラックによって運ばれる。
森林の事業では植林もしている。毎年1,500万本の木を植林する。プロダクトタンカー7隻持ち、4隻はハンディー、3隻は小型。それらはここで建造した。2隻のVLCCは三菱で建造した。他の商船はこの10年間建造なく、艦艇を9隻建造している。この艦艇のプロジェクトは最近終了した。今後商船に力を入れ、伸ばして行きたいと考えている。見学で見ると思うが、商船建造に入るために力を入れ、資金も注ぎ込んでいる。
建造艦艇は、GEのガスタービン2基2×17メガワットを主機とするものの他、PCのディーゼル1基のものもある。lSO 9001は取得済み、”KPMG”の認定を得た。
[Hull Product Engineering Manager SHEPHERD]
我々は機械は製造せず購入する。商船に搭載する機器は船級協会の型式承認を受けたものを購入している。検査に関しては船級協会に負担して貰っている。艦艇の建造では機器購入の場合、グループの一員が検査しながら作らせている。商船はコスト面で余裕がなく、そのようには出来ない。
[副社長CONWAY DAVIS氏談-最初の数行。その後はSHEPHERD氏等]
従業員は多いときで3,500人居た。内ブルーカラーは2,800人。現在このブルーカラーが250人になっている。理由はストライキ中のため。現在交渉の最中である。商船建造では1,200人雇用出来ると予測している。
売上は、難しい質問だが、艦艇だけでこの10年間平均6億ドル/年。
商船を年間6〜8隻建造しても、1億8,000万ドル/年であろう。
鋼材処理能力は600トン/週。
この地域には着氷はない。着氷対策は船主によって考え方が異なる。先ず言えることはインターナショナル・ペイント(INERTA 160)を塗る。これらはフリクションの低下が目的である。救命設備は-25℃−40℃でも使えるものでなければならない。ハイドローリック設備はヒーターパイプを使う。イーパーブは船内保管し、持ち出して使う。ライフラフトには特に対策はない。

 

当社はカナダで最大の造船所であり、ベストの造船所である。他の造船所として、バンククーバーにフェリー建造の造船所がある。
従業員の規模からも、グループでは海運よりも造船が主力。コーポレーションには4つのトラッキングカンパニーがある、
船を貸して木材を運搬させる社はプロダクトキャリヤーを7隻、その他小型の船を持っている。鉄道も有し、オペレートしている。更にオーシャンタグ、沢山のバージを持っている。航空は有しない。
アービング・グループは造船所を4カ所有し、ハリファックスに2カ所、プリンセス・エドワードに

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION